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2023.07.11

フローリングの剥がれを補修したい! 剥がれパターン別の補修手順をご紹介

フローリングが剥がれた場合、素材や範囲によって補修方法が異なります。剥がれたまま放置すると、ケガやさらなる広がりのリスクがあるため、早めの補修が必要です。本記事では、フローリングが剥がれる原因や自力で補修する方法、剥がれ防止対策、プロに補修を依頼した場合の費用相場などについて、詳しくご紹介します。

フローリングが剥がれる原因

フローリングが剥がれる主な原因は、寿命による劣化、摩擦による傷、水分による腐食です。通常、フローリングの寿命は10〜20年ですが、使い方やお手入れ方法によって変化します。フローリングは木材で作られているため、強い摩擦や水分に敏感です。家具の引きずりや濡れた雑巾での掃除は早期の劣化や剥がれの原因になるため、注意が必要です。

DIYで直せる剥がれかプロに頼むべき剥がれか判断しよう

DIYで直せる剥がれかプロに頼むべき剥がれか判断しよう

フローリングの剥がれを直す方法には、DIYで補修する場合とプロに依頼する場合の2通りがあります。どちらの方法で補修すべきかは、剥がれの大きさや望む仕上がり、予算によって判断しましょう。

DIYで直せる場合

剥がれている範囲が狭く表面の浅い傷なら、DIYで補修できます。DIYなら補修費用を抑えられます。ただし、フローリングの剥がれの大きさや深さ、素材によって補修の手順が異なるため、適切な手順と材料を用意して行うことが重要です。

プロに頼んだ方がいい場合

フローリングの広範囲の剥がれで自己修復に自信がない場合は、プロに相談するのがおすすめです。プロに依頼するとDIYよりも費用はかかりますが、仕上がりの品質が格段に向上します。また、剥がれの修復だけでなく、他のサービスを同時に提供している業者もあります。フローリングを美しく修復するためには、プロの専門知識と技術を上手に活用しましょう。

フローリングの剥がれのタイプ

フローリングの剥がれ方は、範囲や傷の深さによってさまざまです。剥がれを補修する際には、傷のタイプに応じて対処する必要があります。

表面の剥がれ

表面の剥がれ

コーティングや表面のシートが剥がれた状態です。表面の剥がれは広範囲に及ぶケースが多いため、目立ちやすいタイプの傷です。表面の剥がれをそのまま放置して家具などに引っかけると、さらに剥がれが広がってしまいます。

小さな剥がれ

小さな剥がれ

フローリングの小さな剥がれは、家具の角などをぶつけたときに生じます。つなぎ目などの衝撃に弱い箇所にできやすいのが特徴です。

大きな剥がれ

大きな剥がれ

縦か横が1cm以上大きく剥がれている場合は、大きな剥がれに分類されます。木が裂けるように、フローリングの木目に沿って剥がれることが多くあります。

剥がれたフローリングを補修する前にしておきたいこと

フローリングの剥がれを自分で補修する際には、事前の準備が重要です。まずは、傷の状態や場所、数を確認し、フローリングの現状を把握しましょう。次に、素材や色を確認します。剥がれたフローリングの破片は保管しておくと、補修剤の色味を確認したいときや色味を試すときに役立つでしょう。剥がれている部分のホコリや汚れはしっかりと拭き取り、サンドペーパーを使用して滑らかに整えると、より良い仕上がりになります。

自分で補修できるフローリングの直し方

フローリングの種類は大きく3種類です。複合フローリングは薄い木材を重ねたもので、剥がれると傷が目立ちます。無垢フローリングは一枚の自然木材で、触れると温かみがあります。クッションフロアは水はけが良く掃除もしやすいビニール製の床材です。

複合フローリングの場合(小さめの剥がれ)

複合フローリングの場合(小さめの剥がれ)

【必要な道具】
・フローリング補修用クレヨン
・ヘラ
・ドライヤー
【補修方法】
1.クレヨンをドライヤーで柔らかくする
2.クレヨンを多めに剥がれ部分に塗る
3.木目に沿って塗る
4.ヘラで余分な部分を取り、平らにする

複合フローリングの小さな剥がれは、フローリング補修用クレヨンで比較的簡単に直せます。ドライヤーでクレヨンを柔らかくしたら、剥がれた部分にクレヨンを多めに塗りましょう。クレヨンは木目に沿って塗るのがポイントです。最後に、ヘラを使って余分な部分を取り除き、表面を平らに整え、乾燥させたら完成です。

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複合フローリングの場合(大きめの剥がれ)

【必要な道具】
・エポキシパテ
・マスキングテープ
・サンドペーパー
【補修方法】
1.補修部分の周りにマスキングテープを貼る
2.エポキシパテを補修部分に埋めて、乾燥させる。パテは大まかに均一にする。
3.パテが乾いたらサンドペーパーを使って削る。
4.削ったカスをキレイに拭き取る。
5.エポキシパテに塗料や補修ペンで色付けする。

複合フローリングの剥がれが大きいときは、パテを使って補修しましょう。まず、補修する部分の周りにマスキングテープを貼って、周囲のフローリングを保護します。次に、エポキシパテを補修部分にしっかりと埋め込み、十分に乾燥させます。

パテが乾いたら、サンドペーパーを使って表面を削ります。均一で滑らかな仕上がりを目指しましょう。削ったカスやホコリをキレイに拭き取り、最後に、エポキシパテに塗料や補修ペンで色付けを行います。

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無垢フローリングの場合

無垢フローリングの場合

【必要な道具】
・エポキシパテ
・マスキングテープ
・サンドペーパー
【補修方法】
1.剥がれ部分を水で濡らす。
2.剥がれ部分に針で穴を空けて、しっかり染みこませる。
3.布を被せてアイロンを当てる。
4.補修部分の周りにマスキングテープを貼る。
5.エポキシパテを補修部分に埋めて、乾燥させる。パテは大まかに均一にする。
6.エポキシパテが乾いたらサンドペーパーを使って削る。
7.削ったカスはキレイに拭き取る。
8.エポキシパテに塗料や補修ペンで色付けする。

無垢フローリングには、一枚の木の板でできた床材が使われています。剥がれの補修方法は基本的に複合フローリングと同じですが、パテを塗る前にひと手間を加えると、熱で木が膨張して剥がれの凹みを浅くできるかもしれません。

まずは、剥がれた部分を水で濡らします。次に、針を使って剥がれた部分に穴を空けて水分を染み込ませたら、薄い布の上からアイロンを当てます。高い温度でアイロンするとフローリングが変色する恐れがあるため、初めは低い温度から試してみてください。

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クッションフロアの場合

クッションフロアの場合

【必要な道具】
・クッションフロア用シート(シールタイプ)
【補修方法】
1.水拭きをして乾燥させる
2.剥がれ部分のサイズを確認して、クッションフロアのシートをカットして貼る
3.余分な部分をカット

クッションフロアの剥がれの補修には、クッションフロア用のシートが必要です。フローリングをきれいに水拭きして完全に乾燥させたら、剥がれた部分にシートを貼ります。シートは、剥がれた部分に合わせて正確に切り出しておきましょう。シールタイプなら、簡単に貼り付けられます。貼り付けた後は、余分な部分を丁寧にカットして自然な仕上がりを目指しましょう。

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「凹みの匠」によるフローリングの剥がれの補修事例

【Before】

【Before】

【After】

【After】

「凹みの匠」は、フローリングの剥がれを熟練の技術で補修します。作業時間は傷の大きさにもよりますが、小さなものであれば約1時間で驚くほどの仕上がりを実現します。

上の画像は、剥がれの補修例ですが、補修後は全く目立たなくなっていることがわかります。信頼できる専門業者に依頼することで、フローリングの美しい状態を取り戻せます。

「凹みの匠」による他の補修事例を見る

フローリングの剥がれ補修をプロに依頼する際の費用

作業時間費用剥がれの程度
1時間22,500円写真を基に作業時間を算出します
3時間33,000円
6時間52,000円

※2023年7月現在の「凹みの匠」による施工料金です。
※「凹みの匠」では、出張費は無料です。
※作業の際に駐車場をお借りします。お借り出来ない場合は、コインパーキング代実費分をご請求致します。
※クッションフロアは部分補修対象外です。全面張り替え作業となります。

上記は、おそうじ業界でオリコン顧客満足度2年連続1位を獲得したホームリペアサービス「凹みの匠」による、フローリング補修の料金です。フローリングの剥がれの程度によって補修費用が異なります。凹みの匠ではLINE・メール・電話から簡単にお見積りが可能です!ぜひご利用ください。

フローリングの剥がれ防止対策

フローリングが剥がれてしまった後の補修は手間がかかります。そのため、なるべく剥がれないよう事前に対策をすることがおすすめです。定期的にワックスをかけると、フローリングの表面を保護して剥がれを防止できます。また、保護シートやマットを敷くと、手軽に摩擦や水分の染み込みを防げるため、家具の下や通行頻度の高い場所、水回りに敷くと効果的です。さらに、専門業者にフロアコーティングを依頼するのも1つの手です。フロアコーティングは耐久性があり、フローリングを保護してくれます。積極的に剥がれ防止対策をして、美しいフローリングを長持ちさせましょう。

フローリングの剥がれの補修はプロにお任せ!

フローリングの剥がれは、寿命の劣化や摩擦、水分による腐食が原因です。定期的なワックスがけや保護シートの利用で予防できますが、長年使用していると家具の移動や水分の染み込みによって剥がれることもあります。フローリングの剥がれは自分でも補修できますが、素材や剥がれた範囲の広さによって補修手順が異なります。また、剥がれる前のようにきれいに補修するのは困難です。

おそうじ業界でオリコン顧客満足度2年連続1位を獲得したホームリペアサービス「凹みの匠」なら、確かな技術で剥がれる前の状態に近づけます。フローリングの剥がれをきれいに補修したい方は、まずは「凹みの匠」に相談してみましょう。

他のフローリングの補修について知りたい方はこちら


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この記事の著者

凹みの匠 編集部

凹みの匠編集部では、壁紙や建具にできてしまったキズや凹みに関する情報を発信しています。
補修の基本知識から、プロの視点によるお役立ち情報まで、補修のプロならではの情報量でお届けしています。

「凹みの匠」は株式会社KIREI Produceが提供するサービスです。
お家のキズや凹みでお困りの際は、ぜひ凹みの匠にご相談ください!

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