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アルミサッシに不具合が出た場合、修理にかかる費用は気になるところです。こちらの記事ではサッシのキズや凹み、開け閉めしにくい、変な音がするなどよくある症状について紹介します。DIYで修理できるケースや業者に依頼しないと難しい場合なども解説します。
作業時間 | 費用 | 補修内容 |
---|---|---|
1時間 | 22,500円 | 写真を基に作業時間を算出します |
3時間 | 33,000円 | |
6時間 | 52,000円 |
※2023年7月現在の「凹みの匠」による施工料金です。
※「凹みの匠」では、出張費は無料です。
※作業の際に駐車場をお借りします。お借り出来ない場合は、コインパーキング代実費分をご請求致します。
上記は、壁・床の補修のプロである「凹みの匠」による、サッシの補修の料金です。損傷の程度によって補修費用が異なります。凹みの匠ではLINE・メール・電話から簡単にお見積りが可能です!ぜひご利用ください。
火災保険の契約内容によっては、保険内で対応してもらえる場合があります。天災や、外部から物が飛んできて破損した場合、子供が突発的に衝突した場合など、サッシが故障する原因によっては火災保険が適用され補償されます。ただし、修理負担が免責金額(自己負担額)を上回っていなければ火災保険は適用されませんのでご注意ください。
また、賃貸の場合では入居時に加入した家財の火災保険で、「借家人賠償責任担保特約」が付いていると、修理費が補償される可能性があります。また、賃貸の場合オーナーが加入している保険が適用される場合もあるので大家さんや管理会社に確認するとよいでしょう。
保険の詳細な適用条件は商品や保険会社によって異なっているため、気になる際は保険会社に問い合わせると良いでしょう。
サッシの不具合にはいろいろな種類があります。その原因について、ひとつずつ見ていきましょう。
サッシの表面に出来た傷や凹みは物がぶつかったことが原因です。台風などの自然災害で飛んできた物が当たってできた場合や、うっかり物をぶつけてしまった場合などにキズや凹みができることがあります。キズから腐食が始まる場合があります。
サッシが開け閉めしにくい原因はいくつかあります。まず、サッシの隙間にゴミが絡んでいて開け閉めを邪魔している場合が考えられます。戸車が壊れている場合も開け閉めしにくくなります。また、建物の経年変化で建て付けがゆがんでしまうことも原因として考えられます。
サッシからの異音の原因は、アルミサッシが直接レールに当たって擦れる音の可能性や、劣化した戸車から発生する音、また劣化したゴムがレールに擦れる音の可能性があります。建物の経年変化で建て付けがゆがみ、レールにぶつかりやすくなっていることも要因として挙げられるでしょう。
隙間風の原因としては、戸車がずれていて窓がサッシに対して平行になっていないことや、クレセント錠の本体と受け部分がずれ、かみ合っていないことが考えられます。また、風止板と呼ばれる部品があり、その部品の一部がずれていることで風が入り込む可能性もあります。
鍵をかけにくい原因としてはクレセント錠の破損、補助ロックが掛かっている、またはクレセント錠本体とクレセント錠受けの位置がずれていることが考えられます。
サッシレールの摩耗や窓枠のゆがみが原因で建付が悪くなっている可能性もあります。
不具合 | 修理方法 |
---|---|
開け閉めしにくい | ・戸車の調整・交換をする |
開け閉めすると変な音がする | ・戸車の調整・交換をする ・下部摺動片を調整する |
サッシの隙間から風が入り込む | ・戸車の調整・交換をする ・下部摺動片を調整する ・ゴムパッキンを交換する |
鍵をかけにくい | ・クレセント錠を調整する |
このようなサッシの不具合をDIYで補修したいと考える方も多いことでしょう。不具合の症状別に修理方法を紹介します。
戸車は、レールをなめらかに移動できるよう窓の下部につけられている部品です。まずは戸車の調節ネジを緩めたり締めたりして、高さを調整しましょう。窓上部の外れ止めを解除し、プラスドライバーで戸車下部の調整ネジを回しましょう。右に回すと窓が上がり、左に回すと下がります。
それでもダメな場合は戸車の交換になります。交換する際はサッシメーカーに問い合わせて、純正の交換用戸車を購入しましょう。必ず取り扱い説明書に沿って交換してください。このような作業は手間と時間がかかりますが、業者に修理してもらうことで省くことが可能です。
下部摺動片とは、窓とサッシとのすき間を埋めるために取り付けられている部品です。調整ネジは、室外側の引戸枠(室内側の引戸と重なる部分)にあります。この部品の位置がずれることで、窓とサッシがこすれたり、隙間ができて風が入り込んだりすることがあります。
対応方法として、プラスドライバーで下部摺動片の固定ネジを反時計回りに緩め、高さを調整できます。ただし、完全にネジを外さないよう注意しましょう。
サッシのゴムパッキンは窓ガラスとサッシを固定する部品で、ガラスをしっかりと固定する役割があります。ゴムパッキンの交換の目安は約10年です。
取り換え手順は、まずサッシの固定ビスを外し、サッシをばらしてガラスを外します。古いゴムパッキンを外し、新しいゴムパッキンをつけ、ガラス板にサッシをはめ込んだら、固定ビスを止めて完成です。
クレセント錠とは、引き違い窓に最も多く見られる引っかけ止めるタイプの鍵です。長く使っていると、次第に鍵のかかりが悪くなってしまうことがあります。
調整する手順は、まずクレセント錠の上下のカバーを外し、ネジを緩めてクレセント錠本体をずらせるようにします。一度錠をかけて適切な位置を決めます。次に下→上の順にネジを締め、カバーを戻します。
DIYで出来る修理もある一方で、業者に依頼した方が良いケースもあります。どのような場合に業者に依頼した方が良いのか紹介します。
古いサッシの場合、部品がすでに廃盤になっていて入手できないこともあります。しかし、そのような場合でも業者は在庫として持っていたり、業者同士のつながりで入手できる可能性があります。その後の部品入手も継続して相談できる可能性があるのでおすすめです。
サッシと壁の継ぎ目から水漏れの症状がみられる場合は、DIYでカバーできる範囲ではありません。雨風の建物内への侵入はカビや、柱・床板の腐食など建物の劣化を早め、建物の耐久性を損ないます。一刻も早く専門業者による対処が必要なケースです。
大きめのキズや凹みはDIYで修理はできません。アルミの塗装は業者でも難しいことが理由です。また、凹みの場合は特別な道具を使わないとまっすぐに戻すことができません。アルミは金属疲労に弱い性質があり、補修などの扱いが非常に難しいです。業者に依頼するべきでしょう。
補修金額 | 29,100円 |
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作業時間 | 2時間 |
作業内容 | 作業の流れとしては、 1.サンディングして傷の範囲を探る 2.パテを充填し平らにする 3.塗装しコーティング このような傷も補修で対応できますので、 ご相談下さい。 |
写真は「凹みの匠」がアルミ製サッシのへこみを修理した事例です。作業にかかった時間は時間約2時間です。近くで見ても補修したことに気が付かないような仕上がりになっています。
ここまでで、戸車・下部摺動片・クレセント錠の調整やゴムパッキンの交換などDIYでも修理できる方法を紹介してきましたが、それでも不具合が治らない場合や手間を省きたい際には業者に相談しましょう。
「凹みの匠」はアルミサッシのキズや凹み、床や壁、ドアの補修など補修を専門に手掛けるホームリペアサービスです。気になる場所のお写真を送っていただくだけで作業にかかる時間を計算し、お見積りをいたします。LINEから簡単にお見積りをできるサービスをおこなっておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。
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「凹みの匠」は株式会社KIREI Produceが提供するサービスです。
お家のキズや凹みでお困りの際は、ぜひ凹みの匠にご相談ください!