前に戻る
2023.08.23

DIY初心者必見!フローリングの傷の補修テクニックと保護ワックスの塗り方

フローリングについたキズや凹みは、時間の経過や人の歩行などによって、大きく広がっていくことがあります。

フローリングのキズを放置していると、ささくれで足を怪我したり、フローリングの下にあるパネルなどの建材にダメージが入ったりすることもあります。

フローリングのキズは、どんな小さなものでも放置せず、早急に対応することが大切です。

では、床にできたキズはどのように補修すれば良いのでしょうか?

また、キズが付かないようにするにはどうすれば良いでしょうか?

今回の記事では、フローリングの補修や保護について詳しく解説しています。

フローリング補修の必需アイテム

【フローリング補修キット】

フローリングをDIY補修するには、専用の補修キットを利用すると非常に便利です。

補修キットにはキズ補修用のパテやテープ、塗料、道具類が含まれており、初心者でも簡単に使えるセットが揃っています。プロが実際に活用している道具が入っていますので、一般の方でも本格補修ができるのでおすすめです。

【パテ】

比較的大きなフローリングの傷や、深くえぐれたようなキズを埋めるために使用します。キズにパテを盛り込み、平らにならして調整していきます。パテは乾燥すると縮む性質があるなど、取り扱いがやや難しい点があります。キズの深さに合わせて適切なタイプのパテを選ぶことが大切です。

【フローリング補修テープ】

部分的なキズや傷を隠すのに便利なのが、フローリング補修テープです。テープを貼るだけで、キズを目立たなくすることができます。また、テープは様々なカラーや柄が用意されており、床の木目や風合いに合わせて選ぶことができます。

【アクリル絵の具】

床の補修作業には、パテ処理したフローリングに木目を描いて目立たなくするというテクニックがあります。アクリル絵の具は、木目を描いたりする場合に使用します。アクリル絵の具は耐久性があり、乾燥後も色あせにくい特徴があります。キズを隠しつつ、個性的な模様を描くことで、自分だけのオリジナルな床に仕上げることもできます。

【その他の必需品】

補修作業を効果的に行うためには、サンドペーパーやクレヨンなどの道具も揃えると良いでしょう。サンドペーパーを使用して表面を滑らかにし、クレヨンを使って色合いを調整することで、自然な仕上がりを追求できます。

プロも採用!フローリング補修テクニック

擦りキズ

家具などを引きずってできた擦りキズは、軽微なものは補修用クレヨンで隠すことができます。

擦りキズ周辺のゴミやささくれを取り除いたら、ドライヤーで補修クレヨンの先端を温めてやわらかくし、キズ口に直角に擦り込みます。

最後にプラ製のヘラで擦りキズ表面をなで、はみ出したクレヨンを削れば補修完了です。

凹み・えぐれ

フローリングのヘコみやえぐれには、比較的多めに補修材を塗り込んで整形する必要があります。

ホームセンターや通販サイトなどでは、専用の補修材と電熱コテがセットになったキットが、3,000円〜4,000円程度で売られています。

キズの周辺にあるゴミやささくれを可能な限り取り除いたら、補修材をコテで溶かしながらキズ口に流し込み、ならしていきます。最後に整形をするので、この時点ではやや多めに補修材を注入しておきます。

補修した上から保護剤を塗り、最後にコテで整形して平らにします。

ひび割れ

フローリングのひび割れは、強い圧力が加わったり、繰り返し摩擦されたりすることで発生します。ひび割れを放置していると、どんどんキズ口が広がったり、ささくれで怪我をすることもありますので、早急な対処が必要になります。

ひび割れが浅い場合は、補修用クレヨンで隠すことができます。

ひび割れが深い場合は、補修用パテを盛って整形した後、床の色に合わせた着色ペンなどの塗料を上から塗って目立たなくする方法があります。

ただし、衝撃によってできたひび割れは、その下のパネルなどにも損傷ができている場合がありますので、ひび割れが深刻な場合は専門業者に相談されることを強くおすすめします。

補修後の床を守る!保護用床ワックスの塗り方

床用のワックスには、床材を衝撃や摩擦から守ったり、床板の乾燥や日焼けを防いでくれるなどの効果があります。

床補修をしたあとは、ワックスを塗って表面を保護しましょう。

①ゴミや汚れをしっかり取り除きましょう

ワックスにゴミや汚れが混じると、見た目も悪いですし、ワックスの強度も不安定になってしまいます。

ワックスを塗る前に、一度しっかり掃除機をかけ、さらにそのあと床の拭き掃除をしてゴミや汚れをできる限り取り除きましょう。

②部屋全体に塗りましょう

ワックスは、広い範囲に均一に塗ることで強度が増します。

フローリングの保護効果を高めるために、部分的ではなく、お部屋全体に床ワックスを塗るようにしましょう。

③複数回塗りましょう

ワックスは、重ね塗りをすると強度が増します。

お部屋全体に薄く均一にワックスを塗ったら、30分〜1時間ほど放置し、ワックスをしっかり乾燥させましょう。

下地のワックスが完全に乾いたら、その上から同じように2枚目のワックスを塗り、しっかり乾かします。

④古いワックスは強度が落ちている可能性も

ワックスは、時間の経過とともに劣化していきます。

古いワックスは、塗りたての頃よりも強度が落ちており、保護効果も薄くなっています。その上から新たにワックスを塗っても、本来の強度は再現できません。

かすれや黒ずみが目立つワックスは、劣化して性能が落ちています。このような場合は、一度ワックスの剥離作業を行って、古くなったワックスを取り除き、新たに保護ワックスを塗り直す必要があります。

時間内で複数箇所対応可能!4年連続顧客満足度1位のKIREI produceが提供する住宅向け本格リペア「凹みの匠」

本格リペアサービス「凹みの匠」では、フローリングをはじめとする、さまざまな床材の補修を承っております。

料金は、1時間あたり22,500円(税込)〜。時間内であれば複数箇所対応も可能です。

また、キズの程度や数に応じて複数の料金プランをご用意しております。

凹みの匠の運営会社は、大手顧客満足度調査で4年連続1位を獲得した、ハウスクリーニングなどのKIREIビジネスを展開している株式会社KIREI produceです。

凹みの匠の確かな技術力の背景には、KIREI produceが創業以来13年間で構築した、ハウスクリーニングをはじめとする住宅に関する総合的かつ膨大なノウハウがあります。

凹みの匠にお任せいただければ、気になる床のキズ・凹みも元通りに!

ぜひ一度ご相談ください。

この記事の著者

荒川 力

元おそうじ革命キレイクルー。
2011年から2014年まで、KIREI produce代表 福井智明氏の元で、おそうじ革命仕込みの最高品質ハウスクリーニングを学んでいました。

その後、同社広報部に所属。現在は”元プロ”の経験を活かし、全国の汚れにお困りの皆さんに向けた「ちょっと役に立つお掃除の記事」と「壁紙や建具にできてしまったキズや凹みに関する記事」を執筆中!

補修の基本知識から、プロの視点によるお役立ち情報まで、補修のプロならではの情報量でお届けしています。

「凹みの匠」は株式会社KIREI Produceが提供するサービスです。
お家のキズや凹みでお困りの際は、ぜひ凹みの匠にご相談ください!

Instagram
Twitter

人気記事