目次
壁紙にできてしまった、小さなキズや剥がれ。
そのまま放置していると、壁紙の端が乾いて変形したり、そこからどんどんキズが広がってしまうこともあるため、壁紙に損傷を見つけたら、早めに修理することが大切です。
今回の記事では、壁紙の剥がれなどの補修について解説します。
壁紙にできたキズは、そのまま放置しておくと広がっていく可能性があります。
そのため、壁紙にキズを見つけたら、早い段階で修理する必要があります。
この項では、キズの大きさ別の補修方法について解説していきます。
インテリア用に開けたネジ穴や、小さな剥がれなど、5mm未満のキズであれば、市販の補修材を使って修理することが可能です。
ネジ穴の補修には、熱で膨張するタイプの補修材がおすすめです。
補修材を穴に注入したら、ドライヤーの風を当てて補修材を膨張させ、穴を埋めます。
壁紙の色味に合わせて補修材を選びましょう。
小さな剥がれについては、壁紙がめくれている場合は、剥がれてしまった部分に壁紙用ののりを塗り、貼り直しましょう。
小さなめくれや剥がれがあると、そこからまた壁紙が剥がれてしまうおそれがありますので、ローラーなどを使ってしっかりくっつけるようにしましょう。
壁紙が1cm以上剥がれてしまった場合や、壁紙が千切れてしまっている箇所は、部分的な壁紙の張り替えで対処しましょう。
張り替え用の壁紙はホームセンターなどで購入できます。
ただし、同じような色味・風合いの壁紙を選ばないと、補修跡が目立ってしまいますので、なるべく元の壁紙と似ているものを選ぶことが大切です。
補修用壁紙を、補修する箇所よりもひとまわり大きく切って、セロテープなどでキズの上に貼ります。その後、補修用壁紙と元の壁紙を一緒にカッターでカットし、元の壁紙を剥がして補修用壁紙を貼ります。
ローラーでしっかり圧着すると、元の壁紙と段差ができずキレイに貼ることができます。
ここでは、壁紙補修に必要な道具リストと使い方について詳しく解説します。
部分的に壁紙を張り替える場合に使います。
補修用の壁紙は、なるべく元の壁紙と似たものを選ぶことが大切です。
ネット通販などで購入すると、画面で見ていた感じと実物がちょっと違う、ということも多々ありますので注意しましょう。
一番良いのは、実際のものと見比べながら選ぶことです。壁紙の切れ端があったら、それをホームセンターなどに持っていって、実物と見比べて吟味しましょう。
壁紙を貼り付けるのに使用します。
100均で入手できるものや、専用の壁紙ボンドを使用します。
※木工用ボンドは壁紙向きじゃありません!
木工用ボンドには、接着成分が高密度で配合されています。そのため、乾いた後に壁紙がデコボコになることも。なので、壁紙の接着にはあまり向いていないと言えるでしょう。
壁紙を切ったり、余分な部分を正確にトリミングするのに使用します。手に馴染みやすく、切れ味の良いものを選びましょう。
壁紙のサイズを正確に測ったり、壁紙に直線を引くのに使用します。
壁紙の圧着に使用します。ローラーをかけることで、壁紙を均一に貼ることができるほか、補修用の壁紙と元の壁紙の境目を目立たなくすることができます。壁紙用のローラーは、ホームセンターなどで入手できます。
補修用の接着剤やローラー、カッターなどが一式パッケージになった、壁紙補修用のキットも売られています。補修用キットは、接着剤の量がやや少なかったり、道具が全体的に小さかったりするため、大掛かりな補修をする場合には向いていませんが、ちょっとしたキズ・剥がれの補修には非常に便利です。
壁紙は、ちょっとした剥がれや破れであれば、壁紙の補修材や部分的な張り替えで対処することができます。
しかし、場合によっては、補修することができないことも。
この項では、壁紙補修ではキズや剥がれの修復が難しいケースをご紹介します。
布製や紙製など、特殊な壁紙を使用している場合は、補修用の壁紙を見つけるのが難しかったり、補修跡が目立ったりするため、部分的な張り替えや補修材の注入では対処が難しいです。特殊壁紙の修復は、壁一面張り替えてしまう方が無難と言えるでしょう。
タバコのヤニや、日光によって変色している壁紙も、補修すると修復跡が悪目立ちするため、部分的な補修が難しいケースです。
また、変色した壁紙は、劣化してしまっていることも多いです。触れると組織がボロボロ剥がれてしまうほど劣化した壁紙は、補修作業によってキズが広がってしまうこともあります。
人やものがぶつかってできた壁の穴は、壁紙の下に設置された石膏ボードも損傷している可能性がありますので、壁紙補修作業では元通りにできないことがあります。
石膏ボードの穴の上から壁紙を貼ると、たるんだりデコボコになってしまったりするため、補修する場合は、下地となっている石膏ボードから修復する必要があります。
石膏ボードの穴は、建物の強度に関わることもありますので、早急にしっかりとした修理をすることを強くおすすめします。
凹みの匠では、壁紙の補修も承っております。部分的に剥がれてしまった壁紙や、石膏ボードの穴補修など、壁の損傷の補修は是非とも凹みの匠へお任せください。
凹みの匠は、箇所ごとに料金をいただくスポット制ではなく、時間内であれば複数箇所承る時間制を採用しています。
「小さなキズをたくさん修復してほしい」「中程度の損傷が複数箇所あるので修理してほしい」といったご注文にも細かく対応いたします。
凹みの匠の運営会社は、ハウスクリーニングなどのキレイビジネスを提供している、株式会社KIREI produceです。凹みの匠にご相談いただければ、賃貸物件退去後の補修工事だけでなく、空室清掃などの原状回復作業も一手にお受けすることが可能です。
壁紙補修をはじめ、住宅に関するお困りごとは、なんでもご相談ください。
凹みの匠の精鋭スタッフ一同が、熱意を持ってご対応させていただきます。
元おそうじ革命キレイクルー。
2011年から2014年まで、KIREI produce代表 福井智明氏の元で、おそうじ革命仕込みの最高品質ハウスクリーニングを学んでいました。
その後、同社広報部に所属。現在は”元プロ”の経験を活かし、全国の汚れにお困りの皆さんに向けた「ちょっと役に立つお掃除の記事」と「壁紙や建具にできてしまったキズや凹みに関する記事」を執筆中!
補修の基本知識から、プロの視点によるお役立ち情報まで、補修のプロならではの情報量でお届けしています。
「凹みの匠」は株式会社KIREI Produceが提供するサービスです。
お家のキズや凹みでお困りの際は、ぜひ凹みの匠にご相談ください!