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2023.09.01

壁紙補修のプロが教えるDIY補修のコツと必要な道具

壁紙にできてしまった穴や破れ、キズなどは、放置していると、そこからどんどん傷口が大きくなってしまうことがあります。

そのため、壁紙に傷を見つけたら、早い段階で修理することが大切です。

では、そんな壁紙のキズや破れは、どのように補修するのが良いのでしょうか?

今回の記事では、壁紙の補修について解説させていただきます。

壁紙補修についての基礎知識

破れてしまった壁紙を、簡単なDIYで修復することは可能です。

しかし、状態によってはDIYでの修復は難しい場合もあります。

補修可能な事例と、そうでない事例について見ていきましょう。

壁紙補修可能な事例

ちょっとした衝撃で軽くめくれてしまったり、凹んでしまった壁紙は、DIYで修復することが可能です。

キズの程度にもよりますので一概には言えませんが、1cm未満の軽微な破れやキズについては、修正ペンなどで修復することが可能です。

破れてしまった壁紙をそのままにしておくと、破れがどんどん大きくなるリスクがあります。壁紙の損傷を見つけたら、小さなキズでも放置せず、早めに補修しましょう。

業者に依頼した方がいい事例

広範囲にわたって破れてしまっている場合や、損傷が激しく壁紙が千切れてしまっている場合、下地の石膏ボードまで破損してしまっている場合は、下地の作り直しや貼り直した壁紙の風合いの調整など、特殊な作業が必要になります。

このような場合は、無理に自分で補修しようとせず、専門業者に相談しましょう。

壁紙補修に必要な道具リストと使い方の解説

ここでは、壁紙補修に必要な道具リストと使い方について詳しく解説します。

【必要な道具リスト】

・カッター:補修箇所の切り取りや補修材の調整に使用します。

・ヘラ:接着剤やパテを均一に塗布する際に役立ちます。

・ローラー:壁紙を圧着し、補修跡を目立たないようにします。

・マスキングテープ:補修範囲をマスキングする際に使用します。

・パテ:穴や傷を埋めるための補修材です。

・サンドペーパー:乾燥させたパテの表面を滑らかに仕上げるために使用します。

・壁紙接着剤:剥がれた壁紙を修理するために使用します。

・壁紙シール:小さな傷やキズを隠すのに便利なアイテムです。

・ドライヤー:接着剤やパテの乾燥を早めるために使用します。

・定規:正確な長さの測定や、壁紙を真っ直ぐカットするのに使用します。

・タオルや雑巾:作業中の汚れや余分な材料を拭き取るのに役立ちます。

壁紙補修の方法

【釘やネジの穴を補修する場合】

インテリア用に空けた釘やネジの穴は、チューブタイプの専用の補修キットが売られていますので、そちらを活用しましょう。

①あらかじめ、穴の周辺の汚れやホコリをスポンジや雑巾でキレイにしておきます。

②ネジ穴にチューブを差し込み、補修剤を注入します。

③ドライヤーの熱風で乾かします。近すぎたり、熱風をあてる時間が長いと、周囲の壁紙も変質・変形する恐れがありますので、少しずつ様子を見ながら作業しましょう。

④ドライヤーの熱風で補修剤が膨らむので、はみ出した部分はスポンジで拭き取るなどして整形します。

⑤丸一日程度そのままにして、触らないようにしましょう。

【大きな破れの場合】

1センチ以上、大きく壁紙が破れてしまっている場合は、部分的な貼り替えで対処します。

元の壁紙になるべくよく似た壁紙を探して購入しましょう。

通販サイトなどで壁紙を購入すると、実際の風合いが異なる場合があるので、できればホームセンターなどに売られている現物を確認しながら選びましょう。

剥がれた壁紙の切れ端を現地に持っていって、実物と見比べながら選ぶのがコツです。

①破れに補修用の壁紙を被せ、セロテープなどで仮止めします。

②補修用の壁紙の上から、元の壁紙ごとカッターでカットします。この時、元の破れ目よりも外側の位置でカットするのがポイントです。

③力を入れると石膏ボードに刃が入ってしまいますので、なるべく優しく、カッターにあまり角度をつけずにカットしましょう。

④仮止めしていた補修用の壁紙を取り外し、切れ目に沿って元の壁紙を剥がしていきます。

⑤壁紙用の糊で補修用壁紙を貼り付けます。接着剤が均一になるよう、ヘラなどで塗りましょう。

⑥ローラーで補修用壁紙を圧着します。接ぎ目の部分は特にしっかり押さえて、元の壁紙と平になるように貼り付けましょう。

クリーニングのついでに壁紙補修も!原状回復がワンストップでできるのが魅力のリペアメーカー”凹みの匠”

凹みの匠では、壁紙の破れや穴の補修をはじめ、住宅内のさまざまな損傷・劣化のリペアを承っております。

凹みの匠を運営しているのは、4年連続で顧客満足度調査の第1位に輝いた、株式会社KIREI produceです。

KIREI produceは2010年に創業し、以来、ハウスクリーニングをはじめとするさまざまなKIREIに関わるビジネスモデルを展開してきました。

凹みの匠は、KIREI produceが13年かけて集約した住宅のKIREIに関する知識・技術を基礎として立ち上げられたホームリペアメーカーです。

また、ハウスクリーニングの「おそうじ革命」と、ホームリペアの「凹みの匠」は、どちらもKIREI produce傘下のブランドですので、賃貸物件の退去時や、持ち家売却の際の原状回復清掃&工事を一手に引き受けることができるのも、凹みの匠の強みです。

お家の中の汚れやキズが気になる方は、ぜひともこの機会に、凹みの匠のご相談ください。

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この記事の著者

荒川 力

元おそうじ革命キレイクルー。
2011年から2014年まで、KIREI produce代表 福井智明氏の元で、おそうじ革命仕込みの最高品質ハウスクリーニングを学んでいました。

その後、同社広報部に所属。現在は”元プロ”の経験を活かし、全国の汚れにお困りの皆さんに向けた「ちょっと役に立つお掃除の記事」と「壁紙や建具にできてしまったキズや凹みに関する記事」を執筆中!

補修の基本知識から、プロの視点によるお役立ち情報まで、補修のプロならではの情報量でお届けしています。

「凹みの匠」は株式会社KIREI Produceが提供するサービスです。
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