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壁紙(クロス)は、時間の経過とともに剥がれやめくれが発生したり、人や物の衝突などで剥がれてしまうことがあります。
そんな壁紙の剥がれを放置していると、そこからどんどん壁紙が剥がれてしまったり、子どもさんが好奇心から剥がしてしまうこともあります。
壁紙はお部屋の美観を保つだけでなく、その下にある石膏ボードを保護する役割もありますので、剥がれやめくれを見つけたら、早急に対処することが大切です。
今回の記事では、クロスの補修について解説しています。
壁紙(クロス)の破れやめくれは、DIYで補修することが可能です。
しかし、場合によってはキレイに仕上がらなかったり、特殊な技術が必要になることもあります。
この項では、クロスをDIY補修する際の注意点について解説します。
基本的に、自分で補修できるのは、壁紙にできた小さなキズや穴の修理のみです。
具体的には、5cm以下の破れやめくれ、インテリア用に空けた釘・ネジ穴の修復(5mm程度まで)などが、自分でDIY補修できる範囲のキズです。
それ以上の大きさのキズの補修をする場合は、専門業者に依頼するのが確実です。
自分で修理するのも無理ではありませんが、必要な道具や時間もかかるため、結局コスト的に業者に依頼するのとあまり変わらなかったりします。
壁紙(クロス)はDIYで補修することができますが、完全に元通りにするのはかなり難しいと言えるでしょう。
クロスは時間の経過とともに劣化し、徐々に色褪せたり、変色していきます。自宅のものと同じ製品を買ってきてツギハギしても、その部分だけ色が浮いてしまうこともよくあります。
また、損傷が激しければ激しいほど、元通りに修復するのは難しくなります。軽い破れやキズだからと放置せず、クロスの損傷を見つけたら早めに修理することが大切です。
クロスにできた傷やキズをキレイに補修するには、どのように作業すれば良いのでしょうか?
この項では、キズの消し方と修復術について詳しく解説します。
①傷の大きさを確認しよう
まず、クロスにできた傷の大きさを確認しましょう。小さなキズであれば、DIYで修復できるかもしれませんが、10cmを超えるような大きなダメージの場合は、専門家に相談しましょう。
②釘などの小さな穴はクロス穴埋め材を使う
ホームセンターなどでは、クロス用の穴埋め材キットが売られていますので、こちらを活用しましょう。
補修を始める前に、壁の穴の状態を確認しましょう。
釘のサビやクロスのささくれがある場合は、メラミンスポンジなどで擦ったり、カッターでカットするなどして穴の状態を整えます。
穴埋め材を注入し、はみ出した部分は要らない雑巾やスポンジで拭き取りましょう。
③大きな破れは部分的な張り替えを
壁紙が10cm以上大きく破れてしまった場合は、破れた部分のクロスをカットし、補修用の壁紙をツギハギする方法があります。
補修用の壁紙はなるべく元の壁紙に近いものを選びましょう。風合いや色味が違うと、その分だけ周囲から浮いて見えるので要注意です。
壁紙が破れている部分の周囲を、キズよりも外側に1cm程度大きめにカットします。
カッターを強く当てると、石膏ボードまで傷ついてしまうことがありますので要注意です。
角度をつけずに、弱い力でカッターを動かしましょう。
切り取った部分に、その範囲よりもやや大きめにカットした補修用のクロスを当て、マスキングテープで仮留めします。
元の壁紙と補修用クロスの重なった部分を、2枚一緒にカットします。こうすることで、補修用の壁紙と元のクロスのサイズをピッタリ合わせることができます。
元の壁紙を剥がしていきます。カッターの刃を使ってめくるように取ると、うまく剥がすことができます。
補修用のクロスに接着剤を塗り、壁に貼ります。
最後にローラーで均一に圧着します。角・隅がしっかり接着されているか確認しましょう。接着が甘いと、時間とともに再度めくれてしまうことがあります。
100均で売られているアイテムには、壁紙の補修に使えるものもあります。
この項では、100円ショップで買える壁補修アイテムをご紹介します。
一昔前までは、100均製品というと質が悪く「安かろう悪かろう」のイメージが強くありました。
しかし、最近では100円ショップ製品のクオリティも進歩しており、中にはホームセンターで売られているものと遜色ないレベルの補修用製品もあったりします。
ただし、100円ショップの製品は、接着剤やパテなども少量であることが多いため、広範囲を補修するのには向いていません。
凹みの匠では、クロスの破れ・剥がれ、石膏ボードの穴など、壁にできてしまった気になるキズ・損傷のリペアを承っております。
凹みの匠は、施工箇所の数で料金が変動するスポット制ではなく、時間制を採用しています。だから、「クロスにできた軽いキズを複数補修してほしい」「破れたクロスの修理をいくつかお願いいたい」といったニーズにも幅広く対応可能です。
また、凹みの匠に所属する職人は、現場経験が豊富で数多くの施工実績を持つ、正真正銘のプロの職人さんたちばかりです。
「破れたクロスを修理したいけど、自分でやるのは不安」
「クロスがちょっと破れてるのが気になる。でも張り替えるのはお金もかかるし…。」
「自分でやってみたけど、キレイに補修できなかった。プロに手直ししてほしい」
そんな方は、ぜひとも凹みの匠へご相談ください。
元おそうじ革命キレイクルー。
2011年から2014年まで、KIREI produce代表 福井智明氏の元で、おそうじ革命仕込みの最高品質ハウスクリーニングを学んでいました。
その後、同社広報部に所属。現在は”元プロ”の経験を活かし、全国の汚れにお困りの皆さんに向けた「ちょっと役に立つお掃除の記事」と「壁紙や建具にできてしまったキズや凹みに関する記事」を執筆中!
補修の基本知識から、プロの視点によるお役立ち情報まで、補修のプロならではの情報量でお届けしています。
「凹みの匠」は株式会社KIREI Produceが提供するサービスです。
お家のキズや凹みでお困りの際は、ぜひ凹みの匠にご相談ください!